経営理念・方針について

14. 昇格の件についてお聞きしたいのですが、たとえば、部門長がある方を課長に推薦したとします。その課長がよく出来る場合と、余り出来ない場合(極端にいえば失格に近い)があると思いますが、上司にあたる部門長の評価はどの様にされるのでしょうか? (追加 平成5年4月)

過去において安易(?)な気持ちで昇格の申請をされる方がありましたので、今後の為に説明させていただきます。
一言でいえば、昇格された課長が(総合的な面からみて・・・・・・)よく出来れば部門長は、よい評価をされ、余り出来なければ悪い評価をされる事になります。

理由は、上司の方の人を見る目がある(洞察力・判断力)公正である、セクショナリズムではない等で+の評価をされます。
逆の場合は、上記の逆です。
この事は全て同じです。(例 課長の方が部下の方を係長・主任に推薦する。)

具体的に当社では、昇格についてどの様にしているかと申しますと(表彰・推薦も同じ方法)年に4回(1月・4月・7月・10月)昇格(表彰)時期があり、その時期になりますと部門長より、課長等に推薦者があるかどうか聞き、部門長や上司の方が推薦し部門長より社長に提出致します。

(1) 私の方がそれを見て、この方はしない方がよいという場合(勿論理由は述べますが……)は、その時点で第一段階として却下されます。
(2) 次に昇格(推薦)理由を記載された文書を全部門長に回覧し、質問・疑問点あるいは、昇格(表彰)されない方がよいという場合、他部門長より当該部門長とで打合わせをし、結果として却下する場合、当該部門長より却下理由を私の方に報告があります。
(3) その後、最終的に部門長会議で全員承認(形式的になりますが……)という形になっております。

昇格につきましては(会社の規模も大きくなり……)1~2年前よりも厳しくしており、(たとえば一般社員から主任に昇格させる場合)現在の主任の方の平均以上の実力が、総合的にみてある方(係長・課長・副部長も同じ)を基準にしております。

その様な意味に於ては、入社されてから昇格された方で、ここ9ヶ月以内になられた方は、誇りを持って頂いて良いと思います。(今後昇格される方も全て誇りを持って頂ければ良いと思います・・・・・・)
何故、(1) (2) の事が出来るかといいますと、

  • 部門内でなくとも仕事等で打合わせをしていると、ある程度その方の能力が分かる。
  • 年に1~2回評価表により、他部門の方の事も把握出来る。

この様な事も評価表より出来るという事で(他にも+面は色々ありますが……)より公平な人事が出来る様、又、総合的な面からみて実力のある方が能力を十二分に発揮出来る様にしてあげたいと思っております。(この事は、全社員が心がけてあげなければいけない事柄であると思います。)