事業部門別営業概況

2022年3月期

分譲住宅セグメント

当連結会計年度の戸建自由設計住宅等の引渡戸数が623戸(前期は823戸)と前連結会計年度に比べて大幅に減少したことに加えて、当連結会計年度の土地販売売上高が1,644百万円となり、兵庫県下の大型分該住宅用地の一部を素地販売した前期の売上高3,752百万円と比較して大幅に減少したことにより、当セグメントの売上高は36,495百万円(前期比19.6%減)となり、前年同期の素地販売の影響による利益の減少を主たる要因として、セグメント利益は1,237百万円(前期比16.2%減)となりました。

住宅流通セグメント

当連結会計年度の中古住宅の引渡戸数は1,077戸(前期は1,039戸)となり、前連結会計年度に比べ増加しました。新築住宅に比べて割安な中古住宅に対する需要は根強く、販売は総じて好調に推移したことにより、当セグメントの売上高は25,628百万円(前期比7.1%増)となり、セグメント利益は1,370百万円(前期比7.1%増)となりました。

土地有効活用セグメント

当連結会計年度の個人投資家向け一棟売賃貸アパートの引渡棟数が125棟(前年同期は130棟)と微減となりましたが、一棟当たり単価の上昇により売上高は増加し、賃貸住宅等建築請負及びサービス付き高齢者向け住宅の引渡件数は29件(前年同期は40件)と減少しましたが、新規受注が好調で建築請負工事が順調に進行したことにより、売上高は増加しました。一方で、自社保有のサービス付き高齢者向け住宅の施工が前期に比べ減少したことで、内部売上高は減少しました。その結果、当セグメントの売上高は26,576百万円(前期比0.7%減)となり、セグメント利益は2,217百万円(前期比6.3%滅)となりました。

賃貸及び管理セグメント

主として土地有効活用事業にリンクした賃貸物件の引渡しに伴い管理物件の取扱い件数が増加したこと並びに前連結会計年度に自社保有のサービス付き高齢者向け住宅の管理物件が増加したことにより、当セグメントの売上高は25,976百万円(前期比9.0%増)となり、セグメント利益は3,111百万円(前期比12.4%増)となりました。


建設関連セグメント

当連結会計年度における建設工事が工程どおりに順調に進捗したものの受注契約高が減少したことにより、当セグメントの売上高は2,299百万円(前期比6.3%減)となり、セグメント損失14百万円(前期はセグメント利益112百万円)となりました。