事業部門別営業概況

2024年3月期

分譲住宅セグメント

当連結会計年度の戸建自由設計住宅等の引渡戸数が537戸(前期は623戸)と前連結会計年度に比べて大幅に減少しましたが、分譲マンションの引渡戸数が239戸(前期は214戸)と前連結会計年度に比べて増加した結果、当セグメントの売上高は35,461百万円(前期比2.8%減)となりました。一方で、利益率が大きく改善したことに加えて、広告宣伝費を中心に販売費及び一般管理費も減少したことにより、セグメント利益は1,856百万円(前期比50.1%増)となりました。

住宅流通セグメント

当連結会計年度の中古住宅の引渡戸数は1,016戸(前期は1,077戸)となり、前連結会計年度に比べ減少しました。新築住宅に比ベて割安な中古住宅に対する需要は根強く、販売は総じて好調に推移しており、当セグメントの売上高は24,881百万円(前期比2.9%減)と前期並みとなりましたが、利益率が下降したことにより、セグメント利益は909百万円(前期比33.6%減)となりました。

土地有効活用セグメント

当連結会計年度の個人投資家向け一棟売賃貸アパートの引渡棟数が137棟(前期は125棟)と12棟の増加となったこと及び一棟当たりの販売価格の上昇により売上高は大きく増加し、賃貸住宅等建築請負及びサービス付き高齢者向け住宅の引渡件数も59件(前期は29件)と大幅に増加することとなりました。また、新規受注が好調で建築請負工事が順調に進行したことにより売上高は増加しました。その結果、当セグメントの売上高は31,907百万円(前期比20.1%増)となり、セグメント利益は2,952百万円(前期比33.2%増)となりました。

賃貸及び管理セグメント

主として土地有効活用事業にリンクした賃貸物件の引渡しに伴い管理物件の取扱い件数が増加したこと並びに前連結会計年度に自社保有のサービス付き高齢者向け住宅が増加したことにより、当セグメントの売上高は28,027百万円(前期比7.9%増)となり、セグメント利益は3,400百万円(前期比9.3%増)となりました。


建設関連セグメント

当連結会計年度における建設工事が工程どおりに順調に進捗し、受注契約高が増加したことにより、当セグメントの売上高は2,305百万円(前期比0.3%増)となったものの、利益率が下降したことにより、セグメント損失19百万円(前期はセグメント損失14百万円)となりました。