経営理念・方針について

13. 男子社員の分野への女子社員の活用は考えておられませんか。(女性の方からの質問)

考えております。一般的に(不動産業)他社と比較して、当社では女子社員に非常に活躍して頂いております。御質問の件で、一例をあげさせて頂きますと、ローン課では、大半の方が女性であり、住宅ローンの仕事をお願いしておりますが、他の不動産会社では、殆ど男性社員です。本当に喜ばしい事でありますが、当社ローン課の女性の方は、他の不動産会社のローン担当の方よりも、能力的にも熱意・誠意の面でも優れていると思っております。

それ故、理想と致しましては、担当の女性の方から、上司の方へ「こういう事もできる又、したいし、やる自信又は、熱意がある」等を積極的にいって頂けたら良いと考えます。
結果として、種々の事情で現在できなかったとしても+お互いの信頼関係が更に増す+その女性の方の積極性・熱意・愛社精神等+の評価を下される事になると思います。

一般的に上司の方(私も含めて)は、女性に対し、例えば家庭を持たれている方の場合、残業や休日出勤をしてくれというのはいいにくいものです。
職種にもよりますが、男性の仕事には、そのような(休日出勤や残業)ケースもあり、又、時期的に集中する時もあると思います。特に管理職の方はそうだと思います。

少し意味は変わりますが、もし残業等全くいとわない方がありましたら上司にいってあげるべきだと思います。

例えば、「自分は仕事が好きですので、残業や、休日出勤はヘッチャラですので、遠慮なくご指示下さい」とか、上司の方へ「何か、お手伝いできる事はありませんか」とか。「この仕事は、後日、勤務時間中でもできますが、もし早い方が良いのでしたら明日は土曜日(又は祭日)で休日ですが出勤してやっておきましょうか」とかいって下されば、どれだけ上司は感謝するかと思います。
その方に対し、非常な好意を抱くばかりでなく+として熱意・愛社精神・責任感・積極性に高い評価をされると確信します。

私自身の事で恐縮ですが、例えば日曜日等、主として、役員の方になりますが、申し訳ないナァーという気持ちもありますが、自宅へ仕事の打合わせで電話する事が時々あります。(それは月曜日以降になると、予定が自分自身いっぱいで、日曜日でないと、時間がないというのが主とした理由で、従としては、急ぐ場合ですが・・・・・・)

又、逆に部門長の方より(これは主として急ぐ用件ですが・・・・・・)夜遅く自宅へ又は、休日等にかかってくる場合がありますが、用件を打合わせた後、内容によりますが「あーこの方は仕事熱心な方だナァー」という気持ち=好意を抱いた方が何名かありました。

一例をあげますと、昭和60年頃だったでしょうか、土曜日だったと思いますが、午後10時頃、ある役員の方より電話が、ございまして「新今宮駅の土地で非常に安い土地があり、あさっての月曜日に土地仲介業者に買う・買わないの返事をしなければならない土地があります。総額が大きいので是非、社長の判断を頂きたい。もしよろしければ、これから見に行きませんか?というのは、社長が購入OKなら、明日の日曜日に企画課の人達が出社してすぐに取原価計算をするといってくれていますので・・・・・・」というような内容だったと思います。それで会社で打合わせをして車で一緒に見に行きました。

余談になりますが、出ていく支度をしてますと「子供達が一緒に行きたい」というので、子供二人と女房も連れていき、一台の車に五人乗って、土地を見に行った事があります。帰り腹がへったのでローソンで、おにぎりを買い車の中で食べた事を覚えております。帰宅したのは、午前0時を過ぎていたと思いますが、とても充実した楽しい一時でした。(もっとも、その土地は環境が悪くお断りしましたが・・・・・・)