経営理念・方針について

10. 意見具申、提案につきまして、恐らく種々の事情により採用されるのは、2~3割であろうと推測致しますが、採用された時は、どなたも喜々として一生懸命やられる事と思いますが、採用されなかった時こそ、大切であると思います。 念の為、社長が逆の立場であれば、どの様にされるのか、お聞かせ頂ければ幸いです。

私であれば、採用されなかった時こそ、採用された時よりも、より熱意を込めて一生懸命すると思います。 一般的に採用されなかった時=違う方式をとられた時に、その方の器量=人物がよく分かると思います。通常3つのタイプに分れます。

  • 自案が採用された時以上に、熱意を込めて一生懸命やられる方
  • そのように決まったので、唯、単にその仕事をされている方
  • 不満を持つ(ひどい方は、他の方に上司の批判、非難をする。)・ふてくされる、余り熱意を入れない(=嫌々している)

私は、貴方がおっしゃったように採用されるのは、通常2~3割であり、採用されなかった時こそ、aのようにされる方が、高い評価を受けられる方であります。採用されない場合、種々の事情があろうかと思います。

例えば、イ.採用しない方が良い、ロ.確かに良い事ではあるが、時期尚早とか、何年か先には、そうした方が良いだろうが今は・・・・・・、ハ.どちらともいえない(尚、当社では、+五対-五、-四対+六の場合でも変更は、原則として致しません。何故なら+の事は、十二分に提案者が御理解頂いている訳ですが、変更しようとした場合、予期せぬ-が必ずといっていい程、問題点がでてきます。それ故、判断基準は、+六以上の場合、変更といいますか改善するようにしております・・・・・・)

評価査定の説明で、聞いておられる訳ですが、たとえ却下されてもその方が熱意・愛社精神等からの意見具申・提案ですので、良い評価を上司の方がされる訳です。

又、意見具申・提案の内容にもよりますが、採用しない場合、気にされている上司の方もおられると思います。その様な時、部下の方が、一生懸命やって下さっていたら、上司の方は心安らぎ、又、感謝されるものと思います。 是非そうしてあげて頂きたいと思います。