ジェック報告の精神

  • 報告は上役活用の第一歩であり対話の出発点である。
  • 他から求められなければ報告しない人がいるが、報告はすすんでするものである。
  • すすんで行う報告は上下の関係を親密にする。
  • 報告は自分の問題に上役を参加させ、適切な上役のヘルプを引き出す呼び水である。
  • 困ったことが起きたら、まず自分で解決しようとすることは大切である。
  • しかし、それが困難なときは、報告したときからそれは上役の責任ともなる。
  • つまり、報告は自分の悩みと不安を上役に半分引き受けて貰う最上の手段なのである。
  • 上役を過去の人(現状からズレた判断をする人)にする最上の方法は報告しないことである。
  • よく報告する人は正しく評価されるが、報告しない人は結果でしか評価されない。そのうえ人間的面で誤解を受けることが多い。
  • よく報告すれば自然と自己規制力が高まる。仕事に対する意欲までも高まる場合が多い。
  • 報告を多くすれば上からの情報も多くなる。それは自分の努力をムダにしないだけではなく、自分の成長にも拍車がかかる。
  • 成果が上がったら報告しようではなく、報告するから成果が上がるようになるのである。
  • 指示された仕事が終わったとき、予定を変更するとき、期限がきたとき、異変が起ったとき、指示者へ報告するのは当然の義務である。
  • 報告には義務としての報告と全体を想う気持ちから出る自発報告とがある。
  • 悪い事や仲間のミスを報告するには勇気がいる。だが、よい報告だけが脳へ送られている組織は必ず自滅する。
  • 企業は環境適応業である。
  • 人体と同じように眼・鼻・耳・皮膚で感じとった異変を脳へ正しく伝えなければ組織は環境へ適応できなくなる。
  • 報告は組織を正常に機能させる脳脊髄神経(体を意識的に動かす神経)と自律神経(仕事の主人公が自律的に動くための神経)の要である。
  • 経営上もっとも重要な情報は第一線の人達が持っている生の情報である。生の情報を貴ぶが故に報告が貴ばれるのである。