事業部門別営業概況

2025年3月期

分譲住宅セグメント

当連結会計年度の分譲マンションの引渡戸数が284戸(前期は239戸)と前連結会 計年度に比べて増加しましたが、戸建自由設計住宅等の引渡戸数が486戸(前期は537戸)と前連結会計年度に比べて 大幅に減少した結果、当セグメントの売上高は34,718百万円(前期比2.1%減)となりました。一方で、利益率が大 きく改善したことに加えて、広告宣伝費を中心に販売費及び一般管理費も減少したことにより、セグメント利益は 2,251百万円(前期比21.3%増)となりました。

住宅流通セグメント

当連結会計年度の中古住宅の引渡戸数は1,081戸(前期は1,016戸)となり、前連結会計年度に比べ増加しました。新築住宅に比ベて割安な中古住宅に対する需要は根強く、販売は総じて好調に推移しており、当セグメントの売上高は26,661百万円(前期比7.2%増)と増加しましたが、利益率が下降したことにより、セグメント利益は876百万円(前期比3.6%減)となりました。

土地有効活用セグメント

当連結会計年度の個人投資家向け一棟売賃貸アパートの引渡棟数が135棟 (前期は137棟)と前連結会計年度に比べて微減となり、賃貸住宅等建築請負及びサービス付き高齢者向け住宅の引 渡件数は51件(前期は59件)と減少しました。また、新規受注が好調で建築請負工事が順調に進行したことにより売 上高は若干増加しました。その結果、当セグメントの売上高は32,010百万円(前期比0.3%増)となり、セグメント 利益は2,763百万円(前期比6.4%減)となりました。

賃貸及び管理セグメント

主として土地有効活用事業にリンクした賃貸物件の引渡しに伴い管理物件の取扱い件数が増加したこと並びに前連結会計年度に自社保有のサービス付き高齢者向け住宅が増加したことにより、当セグメントの売上高は30,989百万円(前期比10.6%増)となり、セグメント利益は3,924百万円(前期比15.4% 増)となりました。


建設関連セグメント

当連結会計年度における建設工事が工程どおりに順調に進捗したことにより、当セグメントの売上高は2,600百万円(前期比12.8%増)となり、セグメント利益は94百万円(前期はセグメント損失19百万円)となりました。

その他セグメント

保険代理店事業に係る収益を計上しており、当連結会計年度における当セグメントの売上高は178百万円(前期比2.1%増)となり、セグメント利益は132百万円(前期比2.6%増)となりました。