面談のある日は、フロアでの朝礼の後、すぐに住宅館（お客様と個別に設計面談を行うスペースがあり、また、お客様に当社の住宅の設備や構造等について知って頂く為の施設）へ。10：00～16：30頃までお客様と打合せをします。お客様には、提案する各プランのメリット、デメリットをきちんとお伝えすることを意識しています。お客様が帰られた後は、面談時の打合せ内容で、法的に問題がないか、確認漏れがないか等、チェックリストをもとにチェック。その他にも、営業担当者への報告書を作成し、住宅館から設計部フロアへ戻ります。
面談のない日は主としてチェック業務と次の面談へ向けての準備をします。月6〜7組のお客様を新規で担当しており、一人のお客様の担当と関わる期間としてだいたい２か月（面談～最終の承認図をお客様へお渡しする迄）ほどです。
ゼネコンで公共建築物やマンションの施工と設計を経験していましたが、木造・戸建自体が初めてだったので、しっかりと研修をして頂いたことがとても有難かったです。キャリア採用ということで即戦力を求めているとは思いましたが、キャリアの無い私に対して、実施設計での3か月の研修期間、その後の戸建自由設計での研修期間と一日単位で、自身用のカリキュラム・マニュアルを用意して頂き、「キャリア採用なので、自分で覚えろ、という感じなのだろう」と思っていたので、ここまでやってもらえるのは驚きでした。研修期間中はそれぞれの部署でOJT担当の方がつき、分からないことなど質問・確認すれば、きちんと回答・対応して頂けました。
担当を持つようになって、3組目のお客様が心に残っています。
お客様の要望を踏まえ、また、お客様のことを考えながら、間取りや敷地の有効活用の仕方を考えて、プランを提案。お客様からの第一声「コレ、めっちゃいいやん！」に対して、こちらも思わず「メッチャええでしょ！」と胸を張ってお応えしました。事前に作ったプランがお客様の希望、理想にピタッとはまり、お客様に喜んで頂けて本当にうれしかったです。
戸建住宅設計部門の中では、自分達が唯一お客様と接するので、最前線でお客様と家づくりが出来るということは、その分プレッシャーや責任もありますが、本当に楽しいと感じています。お客様は夢を抱いて、ワクワクして来られるので、その様子を見るだけでも「このお客様の為に全力で頑張るぞ！」とモチベーションが上がります。
