「アニキ、代わりにおれがやる」

家族のためだから、がんばれた。家族がいたから、がんばれた。私はもともと平凡な人間です。ましてや会社を興すなど、思いもよらなかった。けれど、家族という存在があったからこそ、私はここまで歩いてこれました。思えば、フジ住宅という種をまいたのは、私ではなく、私の家族だったのかもしれません。