その木は、家族という種から芽吹きました。
フジ住宅代表の今井光郎です。創業当時、わずか数名の小さな芽でしかなかった私たちも、いつしか一千名近くの方々が働く大きな木へと育ちました。 いま、その木をあらためて見上げるとき、思うのです。じつはフジ住宅の種とはずっと昔にまかれ、土の中で長い間その芽吹きを待っていたのではないかと。
これからフジ住宅のはじまりについてお話をします。それにはまず、私自身のお話からはじめる必要があるようです。ほんの少しだけ、昔話におつき合いください。